私は昔28歳くらいの時、京都の祇園の花見小路新門前東入ル南側にあった「公爵」というナイトクラブで

「ピーターパン」というバンドでドラムを叩きサブボーカルとして歌も歌っていた。信じられないかもしれな

いが本当です。リーダーはギターの村井ちゃん。あとはベースのあきら、キーボード、サックス 、パーカッ

ション。そしてリードヴォーカルのくるみちゃん。そこで私はドラムを叩きながら色んな歌を歌っていた。

基本的には洋楽。レイ・チャールズの「Un Chain My Heart」 ビートルズの「I Saw Her Standing There」

「In My Life」ギルバート・オサリバンの「Alone Again」 レオ・セイヤーの「More Than I Can Say」

プロコル・ハルムの「A Whiter Shade of Pale」 スティーヴィー・ワンダー の「A Place in the Sun」

ジョージ・マハリスの「Route 66」 デル・シャノンの「Run Away」 ジャズのスタンダードの「Fly Me To The

Moon」等々。あと当時流行っていた日本の歌。つのだ☆ひろの「メリージェーン」 もんた&ブラザーズの

「ダンシング・オールナイト」　前川清の「雪列車」　マイペースの「東京」 シャネルズ（後のラッツ&スター）

の「ランナウェイ」等々。下↓に「公爵」での最後のステージを録音したものから私が歌っている三曲を。

そして「ピーターパン」のリードヴォーカルのくるみちゃんが歌うスティーヴィー・ワンダーの「Sir Duke」が

これ →　Sir Duke　く るみちゃんはとてもスレンダー で可愛いらしくて、高音がきれいなパワフルな

歌手でした。そんなくるみちゃんとはそれから30年後にJazz Live Bar 「Bass on top」 で再会しました。

その時くるみちゃんはジャズのスタンダード・バラード 「My Funny Valentine」 を歌いました。相変わらず

上手くて、プラス年相応の渋味もあって聞き惚れました。その後くるみちゃんに「公爵」でのステージの

録音データをCDに焼いて進呈しました。祇園花見小路新橋東入ルに今でもある（2018年2月の時点）

Jazz Live Bar 「Bass on top」とは、私の祇園でのドラマー時代の先輩ベースマン「瀬戸山和生」さんが

奥さんと一緒に開いているライブバー。色んな素晴らしいミュージシャン達が夜な夜なセッションをしている。